What’s ethical meats??

世界の人口は爆発的に増加しています。2023年1月時点で79億人を超え、2080年代には104億人程度に増えるとされ、食糧の確保と健康は今後も課題とされています。しかし、気候変動の影響でその食糧確保が困難になるかもしれません。

 

①【気候変動】

地球の気候変動の原因を追及すると地球化学の見解では「温室効果ガス」が原因とされています。

COP(コップ)国連気候変動枠組条約(UNFCCC)日本政府は2050年にカーボニュートラルを宣言(温室効果ガスを実質ゼロにすることと)しました。

温室効果ガスを排出する様々な要因の中に、鹿児島県が生産量日本一を誇る家畜にも原因がありました(牛のゲップ問題=家畜の消化管内発酵・家畜排せつ物の管理、この2つを合計すると全体の14%を占めます)

【解決策】気候変動対策として温室効果ガスを削減する肉を食べること

・地域の畜産農業を守るために、現在地球温暖化・自然災害を助長する温室効果ガスの削減に取り組むパートナーと、地方農家・科学技術のイノベーションを推進します。 温室効果ガスを吸収する森林の確保も進め、それらの環境で育った「牛・豚・鶏」肉を食することを進め、家畜から出る温室効果ガスの実質ゼロを目指し、地域の地域の農業をのこすことが大切なのかもしれません。

・温室効果ガスを最小限に抑えた植物由来の肉「大豆ミート=代替肉」「豆腐料理」「培養肉」などを開発しその肉の提供を目指すのも良いのかもしれません。

②【生物作用性】

私たちの地球には、目に見えない細菌からゾウのような大きなものまで、3000万種類もの生き物がいるといわれています。お互いにつながり、直接的・間接的に支え合ってきたからこそ、私たちはいま存在しているのです。このことを生物多様性と呼びます。 日本では生物多様性が危ないとされています。

原因は、大きく分けて「人間の産業開発や食糧確保のしすぎで絶滅の危機が迫ったりしていること」「里地里山などの手入れが不足して自然の質が低下していること」「外来種などの持ち込みにより生態系が乱れていること」「気候変動など地球環境が変化していること」の4つです。

【解決策】生物多様性に配慮して地球上で食べられる肉を食べること

・魚という肉:地球温暖化で海面が上昇し海中温度も高くなっています。今後はより魚を大切にすることが求められるのではないかと思います。そして、一般にはあまり出回らない魚も食することが大切になってきますので、そういった魚も美味しく食べれるように工夫することも良いのではないでしょうか。

・野生鳥獣の肉:日本では昔からマタギという職業があります。 野生鳥獣は、放置し過ぎると農地への被害が多発します。令和3年度の野生鳥獣による全国の農作物被害は約155億円となっています。ここで大切なのは、天然物のお肉を捕獲量に気を付けながら取りすぎないことです。命を大切にしながら、食べられる肉はしっかり食べる習慣を守り、美味しく加工して提供すること。そして農業被害の軽減・マタギ(猟師)の仕事を練り立たせることに繋げると良いのではないでしょうか。

③【社会福祉】

社会福祉に取り組む肉を応援する

日本でエシカルが注目されるようになったきっかけは2011年3月11日の東日本大震災後です。被災者同士のシェア精神や復興支援などの利他的な価値観が広がり、被災地・地方の商品を購入する「応援消費」という動きも生まれました。自然災害に合った・一般的に障がいという個性がある・社会復帰を目指す・高齢者の仕事という生きがい・地方の商品を生産する、これらの団体を支援するのも良いと思います。

一人ではできない事も、たくさんの人や物が協力することでより良い結果を生むはずです。こうやって、心の差を無くし、それが広がることで個人はもちろん社会全体として良くなる行動を進めていくと良いのではないでしょうか。

これらの肉をバランスよく食べることでちょっとエシカルな食の社会は実現されると考えています。

  

●自分自身を見つめ直す

肉は根本的には生き物です。子供たちへ日本の大切にしてきた美しい食文化「頂きます」「ごちそうさま」の心を大切に育んでいくと良いのかもしれません。 

全ての肉を、食べるに当たって最も大切なことは自覚ではないかと思っています。人間は動植物を殺すことでしか生きていけない罪深い生き物なのは正直なところです。私たちは先祖から、その本質を文化として遺して頂いてるのではないかと思っています。今、私たちはどんな命も残さず「頂きます」どんな食べ物も「ごちそう様」と言います。現代、地球に住む動物の最高位にいる言われている私たちは、ありとあらゆるもののお陰で生かされています。味だけではない、尊くて美しい一連の世界の働きに感謝して「美味しい」と言う事が、本来の意味なのではないでしょうか。

この日本人の美しい一流の精神文化を引き継いで「すべての命を大切に頂く」ことがこれからの時代大切になってくるのではないかと思います。

そして、私たち人間は地球と運命共同体です。

感情の科学者ポール・エクマンは、「地球規模の慈悲心」が、現代の世の中で最も問われている課題だという主張をしています。内容を見ると、

「これは世界の問題ではなく、私たち自身の内側の問題なのです。私たちの中の何が不安や恐怖を生み出し、家庭の不和や人間関係の問題がどこから生まれてきているかを考えれば、それらの世界の問題はすべて、それぞれの各個人の内側の中にコンパッション(思いやりや慈悲、やさしさ)が見失われていることからやってきていることがわかるでしょう。 」

以上の様な内容になっています。

これらを踏まえた上で、これからの時代はエシカルなお肉を選んでいくのが良いのでは、と考えています。